


「リビングのドアの位置を変えたり、壁をこわしてワンルームにしたりできるのかしら?」
「お風呂に換気扇をつけたいけど、勝手に壁に穴を開けてもいいのかしら?」
一戸建てと違い上下左右を他人に囲まれているマンションでは、やはりさけられない制約や問題があります。そのため不安に思ったり、検討もしないであきらめている方が多いのではないでしょうか?
■目指せ!ひろびろリビング
占有部分で、建物全体を支えている柱や壁でなければ取り払って広い部屋にできます。
但し、どのマンションでも可能というわけではありません。
マンションの構造には、ラーメン構造(コンクリートの柱と梁で建物を支える構造)と 壁式構造(コンクリートの壁で建物を支える構造)とがあります。
壁式構造は壁が建物を支えていますので、ラーメン構造に比べて壊せる壁がほとんどありません。 なお、隣の住戸との間や共用の廊下との間にある壁は、勝手に壊せません。
また、住戸の内部でもコンクリートの構造壁はこわすことはできず、こわせるのは木造や軽量鉄骨などでできた壁です。
壊せる壁かどうか知るには、壁をたたいてみる方法があります。ボンボンと鈍い音、響くような音がするのは、取り外せる壁。
またパンフレットなどの平面図で、3本の斜線が一定の間隔をおいて描き込まれているか、黒で塗りつぶしてあるのは、構造壁ですので、こわせません。
■間仕切りがなくなるといいこといっぱい!
とくに40m2程度の狭いマンションは、2DKや3DKにしておくよりワンルームしたほうがすっきりと広く使いやすくなることが多くあります。仕切りが必要なときは、ついたてを使うなどすればいいと思います。
またマンションは南向きの部屋といっても、玄関に近い部屋の窓は北向きになりますから、そこをつなげることで、部屋全体に日光の入る明るい空間となり、衛生上も快適な生活になります。
※ちょっと待った!こんな工事はできません!
・バルコニーをサンルーフにする
・換気扇をつけるため、外壁に穴をあける
・玄関ドアの通路側を塗りかえる
・窓のガラスやサッシを変更する
マンションは部屋の所有関係が「区分所有法」という法律によって決められています。
部屋の持ち主の占有部分というのは、玄関ドアの内側からベランダまでのことです。いくらよごれていても、玄関ドアの外側まで塗り変えは出来ません。またキッチン、トイレ、風呂は占有部分ですが、その配管は共有部分であるということを忘れてはなりません。
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「築20年でかなり痛んでいるけど、リフォームより思いきって建て替えた方がいいのか迷っている。」
マンションに比べるとかなり自由にリフォームできる一戸建住宅。だからこそ、いったいどこまでリフォームで夢を実現できるのか判断しにくいと思います。そんな皆様の疑問にお答えします。


一戸建の場合築年数20年前後になると年数にともなう老朽化の問題が起きて、やはり大がかりなリフォームが必要となります。そのとき問題になるのがリフォームか建て替えかの選択です。
●リフォームのほうが良い理由
1)仮住まいをしなくてすむ場合が多い
2)引っ越しによる家具類の痛みがない
3)立て替えほど資金がかからない
4)資金力に応じて、必要な工事を順に進めることができる
●建て替えたほうが良い理由
1)白アリ等の被害により梁、柱などが構造強度を失っている場合
2)リフォームするとしても、ほとんど全面改装になる場合
■自分でも出来る白アリチェック!
白アリの被害の確認は次のような点検をします。
カナヅチと釘を用意し、天井裏の構造財(柱や梁)に打ちこんでみてください。
白アリに侵された梁や柱は、釘を打ち込んだ時に抵抗なく入り込んでしまいます。
天井裏の梁や柱が白アリの被害をうけていれば、おそらく床下から屋根裏の柱や梁まで構造強度を失っていることが考えられます。そのような被害をうけている場合は立て替えをおすすめします。
■立て替えは人生設計も考えたうえで
立て替えは資金の他に、年令も考慮する必要があります。住宅金融公庫に申し込みできるのは、70才未満までで毎月の返済額の5倍以上の月収があることが条件になります。
70才以上でもローンは組めますが、退職金をつぎ込んだり、子供たちに引き継いでもらうことを考えなければなりません。
人生80年とするならば立て替えはできるだけ40代後半から50代前半くらいに行うのが理想といえます。
若すぎたり年をとりすぎていると、将来家族構成が変わる可能性が高く、後でまたリフォームしなければならなくなる可能性があります。
これでは何のための立て替えだかわかりません。
■リフォームの際には給排水管などのリフレッシュも!
給排水管は15〜20年で取り替えの時期になります。
キッチン、お風呂まわりなどをリフォームされるとき、いっしょに配管の入れ替えをおすすめします。
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